ベビー服はいつ買う?新生児分は妊娠7〜8か月、次のサイズは産後に

ベビー服は、出産前にすべてのサイズをそろえる必要はありません。退院直後に着る新生児服と、生後数か月で使う服では、適した購入時期が異なるからです。

体調が許す範囲で妊娠6〜7か月に選び始め、妊娠7〜8か月に新生児分を購入し、9か月中に水通しと収納まで終えるのが一つの進め方です。70cm以上の服や季節性の強い服は、赤ちゃんの体格が分かる産後まで待っても遅くありません。

準備段階 時期の目安 この時期にすること まだ急がなくてよいもの
条件を確認する 妊娠5〜6か月ごろ 産院の持ち物、出産予定月、里帰り先、お下がりの有無を確認する 70cm以上の服、厚手のアウター
候補を決める 妊娠6〜7か月ごろ 新生児用のサイズ、形、必要枚数を比較する 生後数か月先の季節服
新生児分を買う 妊娠7〜8か月ごろ 肌着、前開きウェア、退院時の服を必要な範囲で購入する 着る時期が読めないまとめ買い
使える状態にする 妊娠9か月中を目安 不良やサイズを確認してから水通しし、乾燥・収納まで済ませる 産後でも買い足せる装飾品や外出着
次の服を買い足す 出産後 体格、洗濯頻度、室温、季節に合わせて不足分を追加する さらに先のサイズ

予定入院日が出産予定日より前に決まっている場合は、出産予定日ではなく入院日を基準に逆算します。妊娠月数は締め切りではないため、現在すでに妊娠9か月以降でも、体調を優先しながら必要な服から準備すれば問題ありません。

出産前に買うのは退院後を回す新生児服だけでよい

最初の買い物では、「生後半年まで着られる服」をそろえるのではなく、退院から最初の1〜2週間を回せる範囲を考えます。出産前に必要なのは、主に次の服です。

  • 肌に直接触れる新生児用の肌着
  • 寝かせたまま着替えさせやすい前開きのウェア
  • 退院時に着せる1セット
  • 出産予定月に応じた最低限の体温調節用アイテム

購入前に産院の持ち物を確認する

入院中の赤ちゃんの衣類を産院が用意するのか、家庭から肌着やウェアを持参するのかは施設によって異なります。退院時の服だけでよい場合もあるため、一般的な出産準備リストより産院の案内を優先してください。

お下がりや出産祝いの予定がある場合も、手元に届く服のサイズと種類を確認してから購入すると重複を減らせます。服の色やデザインにこだわらなければ、性別が分かるまで基本の肌着を待つ必要はありません。

新生児用は50cmまたは50〜60cmが一般的

新生児服では、50cmや50〜60cmのサイズが一般的です。ただし、サイズ表記や実寸はメーカーによって異なり、赤ちゃんの体格にも個人差があります。

首がすわる前の時期は、頭からかぶせる服よりも、寝かせた状態で着せられる前開きタイプが扱いやすい傾向があります。サイズ表示だけでなく、前開きか、股下まで開くか、留め具が扱いやすいかも確認しましょう。

初回の枚数は洗濯頻度に合わせる

衣類 最初に検討する参考幅 買い方のポイント
肌着 合計5〜10枚程度 短肌着、コンビ肌着、前開きボディ肌着など、実際に使う形を組み合わせる
ツーウェイオールなどのウェア 3〜5枚程度 出産予定月に合う生地で、前開きタイプを中心にする
退院用の服 1セット 普段着を使うなら上記のウェアに含めてもよい
ベストなどの調節着 必要に応じて0〜1枚 地域、室温、退院時の移動方法を見て判断する

この枚数は最低必要数ではなく、メーカーやベビー用品専門店の公式準備リストから整理した参考幅です。毎日洗濯でき、家族がすぐ買い足せるなら下限寄り、洗濯が2日に1回程度で乾きにくい季節なら多めに考えます。

短肌着とコンビ肌着を各4〜5枚とする準備例もありますが、前開きボディ肌着などで代用する場合、すべての種類を同じ枚数ずつ買う必要はありません。商品名ではなく、「肌着が何回分あるか」で数えると買いすぎを防げます。

買う日の季節ではなく出産予定月に合わせて選ぶ

妊娠7か月で購入する場合、実際にベビー服を着せるのは2〜3か月ほど先です。店頭に並んでいる現在の季節服ではなく、出産予定月と退院後の室内環境を基準に選びます。

出産時期 産前に優先する服 まとめ買いを避けたい服
春・秋 薄手の肌着とウェア、脱ぎ着しやすい調節着 厚手だけ、半袖だけなど用途が限られる服
通気性を確認した薄手の肌着や半袖ウェア 現在の店頭気温だけで選んだ厚手の服
長袖ウェアと、必要に応じて足せるベストなど 室内で使うか分からない厚手服や防寒着の大量購入
季節の変わり目 重ね方を変えやすい基本の肌着と薄手ウェア 特定の気温でしか使いにくい服

同じ冬生まれでも、寒冷地と温暖地、戸建てと集合住宅、暖房の使い方では必要な厚さが変わります。退院時の外気だけでなく、赤ちゃんが長く過ごす部屋の環境も考えてください。

季節のセール品を買う場合も、値札より「着る時期にサイズと生地が合うか」を先に確認します。現在の季節に合う服が安くても、出産後に着られなければ節約にはつながりません。

70cm以上と季節性の強い服は産後まで待つ

産前にまとめておきたいのは50〜60cmの新生児分までです。70cm以上の服は、赤ちゃんの成長ペースと着用時の季節が分かってから購入したほうが選びやすくなります。

服の種類 産前の判断 理由
50〜60cmの前開き肌着・ウェア 必要分を準備する 退院直後から使う可能性が高い
70cm以上の普段着 少数にするか産後まで待つ 着られる時期と季節に個人差がある
厚手のアウター 使用予定が明確な場合だけ 外出頻度や地域の気候で必要度が変わる
セレモニー用の服 退院や行事で使う場合は1着 普段着と兼用できる場合もある
ギフトでもらう予定の服 内容を確認してから サイズや用途が重複しやすい

50〜60cmの服も着られる期間には個人差があります。長く使うために大きすぎる服を選ぶより、最初は体に合いやすいサイズを少量用意し、同じ商品を買い足せる店舗や通販を確認しておく方法が現実的です。

購入日はゴールではなく水通しと収納まで済ませる

ベビー服は、買っただけではすぐに使える状態とは限りません。妊娠9か月中を目安に、次の順番で準備を進めます。

  1. 洗う前に確認する:サイズ、枚数、縫製、留め具、汚れの有無を確認します。
  2. 返品・交換条件を見る:タグを外した服や洗濯後の商品は返品できない場合があります。
  3. 洗濯表示に従って水通しする:洗濯機のコースや洗剤の使用可否は、商品の表示を優先します。
  4. 十分に乾かして収納する:肌着、普段着、退院着に分けておくと家族も取り出しやすくなります。
  5. 退院用だけ別にする:産院へ持参するバッグに入れ、ほかの服と混ざらないようにします。

水通しの時期には厳密な決まりはありませんが、公式案内では妊娠8〜9か月ごろを目安とする例があります。具体的な方法を確認したい場合は、リンク掲載が認められているピジョンインフォの水通しに関する公式案内も参考になります。

妊娠9か月・臨月から準備する場合の優先順位

予定日が近くても、先のサイズまで一度に買う必要はありません。外出や長時間の買い物が負担になる場合は、次の順で範囲を絞ります。

  1. 産院に持参する赤ちゃん用品を確認する
  2. 退院用の服を1セット決める
  3. 上の枚数表の下限を目安に、50〜60cmの肌着とウェアをそろえる
  4. 家族に購入や水通しを頼めるよう、商品と作業内容を共有する
  5. 通販を利用する場合は、在庫表示だけでなく到着予定日と返品条件を確認する

医師や助産師から安静や外出制限について指示を受けている場合は、買い物よりその指示を優先してください。ベビー服は家族による購入や産後の買い足しも可能です。70cm以上の服や装飾用アイテムは後回しにできます。

産後は不足・サイズ・季節の変化を合図に買い足す

次のベビー服を買う時期は、月齢だけで決めません。以下の変化が見えた段階で、必要な種類を少しずつ追加します。

  • 洗濯しても次に着せる肌着やウェアが残らない
  • 股下のスナップが留めにくくなった
  • 首回り、袖口、足回りに窮屈さがある
  • 着丈が足りず、生地が引っ張られている
  • 季節が変わり、現在の生地や袖丈が合わなくなった
  • 寝返りなどの発達により、現在の形が着せにくくなった

サイズアップ時は、同じサイズをまとめて買う前に1〜2枚で実寸と着せやすさを確かめると判断しやすくなります。服以外の用品も含めて出産準備を整理する場合は、ベビー用品を退院日から逆算して準備する時期もあわせて確認できます。

まとめ|産前と産後で買う服を分ける

  • 妊娠6〜7か月に、産院の指定・出産予定月・お下がりの有無を確認する
  • 妊娠7〜8か月に、50〜60cmの新生児分を必要な範囲で購入する
  • 妊娠9か月中を目安に、検品・水通し・乾燥・収納まで終える
  • 70cm以上や季節性の強い服は、赤ちゃんの体格が分かる産後に買い足す

「全部を早く買う」のではなく、「退院直後に使う服だけを先に使える状態にする」ことが、ベビー服の準備で優先したいポイントです。

購入時期は出産予定日だけでなく、妊娠中の体調、産院の指定、商品の在庫・配送、地域の気候、室内環境によっても変わります。ここで紹介した時期と枚数は一つの考え方として、ご自身の状況に合わせて最終判断してください。購入前には、メーカーのサイズ表や洗濯表示、販売店の配送・返品条件などの公式案内も確認しましょう。

コメント