つかまり立ちや伝い歩きが始まると、「そろそろファーストシューズを買ったほうがよいのでは」と迷いやすくなります。
ただし、ファーストシューズは月齢や誕生日に合わせて早めに買うものではありません。サイズを測ってから実際に履き始めるまでの期間が空くと、足に合わなくなる可能性があるためです。
購入を考え始める目安は、何にもつかまらず10歩ほど歩けるようになり、外で歩かせる予定が見えてきた頃です。「歩けたか」だけでなく、「近いうちに外履きが必要か」まで合わせて判断しましょう。
| 赤ちゃんの様子 | 今やること | 購入の判断 |
|---|---|---|
| つかまり立ち・伝い歩きが中心 | 商品の種類や計測できる店舗を調べる | 外履きはまだ急がなくてもよい |
| 支えなしで数歩歩き始めた | 外デビューの予定を考える | 候補を絞る段階 |
| 支えなしで10歩程度歩ける | 立った状態で足を測り、試着する | 外で使う予定があれば買い時 |
| 保育園などで必要日が決まっている | 返品・交換の時間も考えて準備する | 必要日に間に合うよう前倒しする |
ファーストシューズの買う時期は「10歩」と「外で使う予定」で決める
アシックスの子ども靴に関する公式案内では、何にもつかまらず10歩ほど歩けるようになり、外で履く必要が出てから靴を購入する考え方が紹介されています。
ムーンスターのファーストシューズの選び方でも、室内で10歩程度歩けるようになった頃が、外履き用ベビーシューズを選ぶ目安とされています。
したがって、「1歳の誕生日を迎えたから」「つかまり立ちを始めたから」という理由だけで購入を急ぐ必要はありません。歩き始める時期には個人差があるため、月齢よりも次の2点を確認するほうが判断しやすくなります。
- 支えなしで歩く場面が増えているか
- 公園や保育園など、外で歩く機会が近づいているか
なお、10歩は絶対的な合格ラインではなく、購入を検討するための目安です。数歩でも外を歩きたがる、保育園から靴を用意するよう案内されたなど、生活上の必要性があれば早めに測定へ進んでも構いません。
つかまり立ちから外デビューまでの準備手順
ファーストシューズは、歩く前に買い置きするより、赤ちゃんの成長に合わせて段階的に準備したほうがサイズの失敗を減らせます。
つかまり立ち・伝い歩きの時期は情報収集まで
つかまり立ちや伝い歩きが中心なら、外履きを今すぐ買う必要性は高くありません。この段階では、次の準備を進めておくと十分です。
- 子どもの足を計測できる店舗を探す
- ファーストシューズのサイズ展開を確認する
- 保育園や外出先で靴が必要になる時期を確認する
- 通販を利用する場合は返品・サイズ交換条件を見る
室内での歩く練習は、靴を履かせず裸足で進める考え方もあります。立った直後に外履きを買うのではなく、ひとり歩きが増えるまで様子を見ましょう。
支えなしで数歩歩けたら外デビューの予定を考える
2~3歩ほど歩き始めた段階では、購入する日を決めるより、いつ外で歩かせるかを考えます。
たとえば、公園へ行く予定がある、ベビーカーから降りたがるようになった、保育園で戸外活動が始まるといった状況なら、計測や試着へ進む準備をしておくと慌てません。
反対に、外出時は抱っこやベビーカーが中心で、室内でもハイハイや伝い歩きが多い場合は、購入を少し待つ選択肢があります。
10歩程度歩けて外で使う予定ができたら測定・試着する
足を測るのは、できるだけ購入日または購入に近い時期が適しています。
数週間、数カ月先の成長を予想して大きめを買うのではなく、その時点の足に合う靴を試しましょう。立って体重がかかった状態で測り、左右両方を確認することも大切です。
必要日が決まっている場合は交換まで考えて逆算する
保育園や旅行などで履き始める日が決まっている場合は、必要日の直前に初めて注文するのを避けます。
- 必要な日を確認する
- 店舗で計測するか、自宅で測って候補を絞る
- 試着または注文する
- 室内や安全な場所でフィット感を確認する
- 合わなければ必要日前にサイズ交換する
通販では、表示されている配送予定だけでなく、試着後の返品・交換にかかる手順も確認してください。必要日までの余裕が少ない場合は、その場で試着して持ち帰れる店舗のほうが進めやすいことがあります。
早く買いすぎるとサイズが合わなくなることがある
ファーストシューズは記念品として選ばれることもありますが、実際に歩くための靴は、使用開始に近い時期に買うほうがサイズを合わせやすくなります。
| 購入時期 | 起こりやすいこと | 失敗を減らす方法 |
|---|---|---|
| 歩き始める前 | 履く頃にサイズや足幅が合わない | 商品を調べるだけにして購入は待つ |
| 誕生日などに合わせて早く購入 | 実用品として使える期間が短くなる | 購入同行や引換券なども検討する |
| 成長を見越して大きめを購入 | 靴の中で足が動き、歩きにくそうになる | 現在の足に合うサイズを試着する |
| 必要日の直前 | 合わなくても交換が間に合わない | 試着・交換を含めて前倒しする |
特に「安くなっているから」という理由だけで、歩き始める前に買い置きするのは慎重に判断しましょう。ファーストシューズでは、セール時期よりも計測時点の新しさとフィット感を優先したほうが、使えないままサイズアウトする失敗を避けやすくなります。
出産前からそろえる用品と、赤ちゃんの成長後に選ぶ用品の違いについては、ベビー用品はいつ買う?退院日から逆算する準備時期でも整理しています。
今買うべきか、もう少し待つべきかの判断基準
今から測定・購入へ進みやすいサイン
- 何にもつかまらず歩く回数が増えてきた
- 10歩前後を続けて歩けることがある
- 外で立ったり歩いたりしたがる
- 保育園などから外履きを用意するよう案内された
- 近いうちに公園や旅行先で歩かせる予定がある
まだ購入を待てることが多い状態
- つかまり立ちや伝い歩きが中心
- ひとりで立てても、歩くより座ることが多い
- 外出は抱っこやベビーカーが中心
- 外で歩かせる予定が決まっていない
- セール品を将来用として買おうとしている
判断に迷ったら、「今日靴が必要か」ではなく、「購入後すぐに外で使う場面があるか」を考えてください。使う予定がまだなければ、店舗や商品を調べておき、歩行が安定してから測る方法でも遅くありません。
購入日はサイズだけでなく履いた状態まで確認する
ファーストシューズは、足の長さだけを測って同じ数字の靴を選べばよいとは限りません。足幅や甲の高さ、かかとの収まり方は赤ちゃんによって異なり、同じ表記サイズでも履き心地が変わります。
立った状態で左右の足を測る
座った状態ではなく、可能なら立って足に体重がかかった状態で測ります。左右差がある場合もあるため、両足を確認し、大きいほうだけでなく実際のフィット感まで見てください。
普段履く靴下で試着する
裸足で測っても、実際には靴下を履かせることが多いため、試着時は普段使う厚さの靴下を用意します。季節によって靴下の厚さが変わる場合も、購入時に伝えておくと選びやすくなります。
かかと・留め具・靴底の曲がり方を見る
- かかとが浮きすぎず、靴の後ろに収まっている
- 面ファスナーなどで甲に合わせて調整できる
- つま先が靴の先端に当たっていない
- 足が曲がる位置に合わせて靴底も曲がる
- 数歩歩いても脱げたり大きくずれたりしない
大きめの靴をきつく締めて調整するのではなく、足の長さと足幅の両方が合うものを比較しましょう。計測サービスがある店舗なら、サイズ表記だけで決めずスタッフに履いた状態を確認してもらう方法もあります。
プレシューズは必ず買わなければならないものではない
プレシューズは、つかまり立ちや歩き始めの時期に靴の感覚へ慣れる目的で使われることがあります。ただし、室内で裸足のまま歩く練習ができる環境なら、必ず用意しなければならないものではありません。
外履き用のファーストシューズとプレシューズは、使う場所や目的が異なります。
| 種類 | 主な使用場面 | 買う時期の考え方 |
|---|---|---|
| プレシューズ | 室内で靴に慣れる | 必要性を感じた場合に検討する |
| ファーストシューズ | 歩き始めの外履き | 10歩程度歩け、外で必要になる頃 |
| 次のベビーシューズ | 歩行が安定し、活動量が増えた時期 | 歩き方とサイズの変化を見て選ぶ |
室内で靴を嫌がるからといって、すぐにサイズが合わないと判断する必要はありません。初めての感触に戸惑っている可能性もあるため、短時間から試し、強く嫌がる状態が続く場合はサイズや形を見直します。
購入後も定期的にサイズを確認する
ファーストシューズを一度買えば、長期間そのまま履けるとは限りません。赤ちゃんはきつさを言葉で伝えにくいため、保護者が履かせるときの変化を確認する必要があります。
- 以前より靴を履かせにくくなった
- つま先の余裕がほとんどなくなった
- 面ファスナーを留めにくくなった
- 歩くときに靴が脱げる、または足を気にする
- 赤みや当たった跡が繰り返し残る
靴を急に嫌がる理由は、サイズだけでなく体調や気分の場合もあります。気になる歩き方や痛がる様子が続く場合は、自己判断だけで靴を変え続けず、乳幼児健診や医療機関などで相談してください。
まとめ|歩けるようになってから、外で必要になる直前に測る
ファーストシューズを買う時期は、月齢や誕生日ではなく、赤ちゃんの歩行と外で使う予定から決めます。
- つかまり立ち・伝い歩きの時期は情報収集を進める
- 支えなしで10歩程度歩けたら、外履きが必要か考える
- 外で使う予定ができたら、立った状態で測定・試着する
- 必要日が決まっている場合は、配送や交換まで含めて準備する
- 将来用の大きめサイズや、早すぎる買い置きは避ける
ファーストシューズでは、安い月を待つことより、実際に使う時期に近いタイミングで足を測り、現在の足に合う靴を選ぶことが重要です。
購入時期は価格だけでなく、ひとり歩きの安定度、外で必要になる日、足のサイズ、在庫、配送や交換条件によっても変わります。この記事の目安は一つの考え方ですので、赤ちゃんの様子に合わせて最終判断してください。購入前には、メーカーや販売店の公式案内、サイズ展開、在庫状況、返品・交換条件も確認しましょう。

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